栃木のDUKE牧場

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大面教習体験とS1000RRタンデム試乗

 セパルライディングスクール橋本にて5/15に開催された大面教習体験会&試乗会に参加してきました。

 

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 そもそもなぜ大免が欲しいかといえば、自分がSS好きだからです。初バイクもCBR250Rが最後まで購入候補だったのですが、やっぱり排気量的にも気筒数的にもコレジャナイ感が否めず、乗った時にピンときたづけを選びました。そこで、この頃再び、SSに乗りたい欲が高まってきた次第です。

 教習の感想を簡潔に纏めると、「乗りやすくて死ぬかと思った」です。NCとCBと選べたのですが、いつも単発なので、せっかくだから4発のCB750に乗ってみました。

 

①取り回し

 私はそんなに腕力がある方ではないので、押し引きしたいときはバイクを自分の腰にもたれさせて足の力で押します。づけは重心位置が高く軽い(半乾燥130)ため、ふらふらしがちです。またブレーキが強く、間違って少しでもきゅっと握ると倒しそうになる。

 一方のCBナナハンは、車重は200くらいあるのでしょうが、重心が低く、ブレーキもレバーのストロークに対してじんわり効くのが分かり、かなり扱いやすかった。

 

②足付き

 づけはまっすぐに立つと足が両方つま先つんつんなので、大型4発は横幅もあり足つかないかなと心配に思っていましたが真逆だった。

 CBナナハンは足べったり。シート高810のづけより20低い790くらい(?)でこんなに変わるのかと感動しました。ただ、ステップが脚に当たるのが微妙でした。

 

③セルフステア

 ここが一番の感動ポイントで、例えば公道でづけで走り、曲がるとき、セルフステアを感じることはあまり無いです。なぜなら、コーナーの轍とか中央線とか、そういう外乱に軽いハンドルが取られてしまって不安で、わりとがっちりハンドルを持っているしこじっているためです。

 CBナナハンに乗って教習場内で進路変更や右左折をして感じたのが、これとは真逆のこと。先導の教官に続いて曲がろうとウインカーを出し、曲がる方向に視線を向けると、ハンドルをほとんど持っていないのに、その思った通りのラインに車両がスイスイと入っていく!こんな僅かな荷重移動でこんなにきれいに動くものなのかと。重い車重のおかげで、外乱を殆ど感じないので安心感もある。

 というかこの車重なのでこじって曲がるのは自分にはそもそも不可能です。大型はこういう曲がり方をするんだと驚いた瞬間でした。

 

④車両のデザインに関して

 づけはまぁ欧州男性向けの子で、そもそもアジア人女性の自分にはノーマル状態でのセッティングが合っていないのでなんとも言えませんが、CBナナハンのサスのしっとり具合、ハンドルとの距離感は、なんというか、「なんでづけ買ったんだ…」と一瞬錯乱するほどぴったりフィット感がありました。

 数値ベースでこれを言い出すと面倒なことになるのであくまでもフィーリングの話にとどめます。そしてバネレート変えなきゃなぁ。

 

 以上が教習の感想です。総括すれば、教習で使う大型、CBナナハンさんはづけより圧倒的に乗りやすい車両だったということです。これなら、「教習所に通えば大免が取れるだろうな」という自信が持てました。

 今は大学が学期中で、時間的にも金銭的にも余裕が持てないため、夏のインターンの予定が決まり次第、近場の教習所で免許を取ろうと思います。

 

 

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 次に、S1000RRの感想を書こうと思います。試乗の様子としては、教習場内を教官のタンデムでぐいぐい走り回りました。私が落ちないと見ると教官様がどんどん調子に乗って(失礼)スロットルを開けるのでなんだかもう、はい。

 いや嘘です。そのバイクの性能や楽しさを、教習場内という限られた場所で教えて頂いた教官様には感謝いたします。感想は以下。

・最高出力19kWづけと146kWのSSの違いを叩きこまれた

 多くは語るまい。本当は午後自分でも運転していいことになっていたのですが、自分には扱えないと思ったのでまた今度にしました。せめてもう少しづけで修練が必要です。

 

 

ともかく、大免とSS欲が極大値です。お金も時間も無尽蔵に有れば良いのですが。